絶対音感 -その3-
2009年 08月 28日


絶対音感のブログに「先生のところではどうやって音感をつけてますか」の質問があったので、少しご紹介します。
1才からの幼児リトミックでは「ママのおひざに座る」合図をピアノのドレミファソで出しています。
就学までの幼児リトミックでは、ハンドサインといって音階を体の場所に手をあてて発声することで身体感覚で覚えていきます。たとえばミは胸のところ、ラはほっぺた、高いドは頭上、というふうに、抽象的な音名を身体部位の高低で感じていくダルクローズのリトミックメソードを使います。
最近は音叉を使い始めました。私は若い頃ギターを弾いていたことがあるのですが、ギターの調弦ではラ(A=440Hz)の音叉を鳴らして音程を合わせていきます。毎日何回かこれを繰り返していくうちに、ラの音は音叉の響きで頭に沁み込んでしまったようです。今もドやソの音を歌うと少し外れることはありますが、ラだけは音叉を思い出すとほぼぴったり発声できます。そして音叉の音は心に気持ち良い純粋な響きのせいか、子どもたちも聞くのが楽しいようです。
6歳ぐらいからは、アメリカの本で2択式のゲームのようなドリルをレッスンにとりいれています。(写真の本。絵がアメリカっぽい。) 「音の高低」「「音の上昇、下降」のような簡単なものからスタートして無理なく音感が育つように組まれている本ですが、音の高さだけではなく、強弱、テンポ、スラーやスタカート、拍子、ペダルの有無など、音程以外の音楽の要素がたくさん扱われていること、絶対音感が弱い子も基準音をもらえば相対的に正解がだせるようになっているところが優れていて、子どもたちの大好きな本です。テレビや学校で歌う歌を遊び弾きするのも音感訓練になるので、宿題以外の曲もどんどん弾いて遊んでね、と言っています。
by sophia-pf | 2009-08-28 15:07 | ピアノ

